ノーベル賞おめでとうございます!

 青のLEDを実現した業績で、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏にノーベル物理学賞が贈られました。赤と緑のLEDは1960年代にすでに実現していましたが、青はなかなか実現しませんでした。

 青のLEDの実現によって、赤・緑・青という光の三原色がそろうこととなり、LEDでいろいろな色が表現できるようになりました。

 平成28年度末(平成29年3月ごろ)開館予定の高知新図書館(名称未定)においても、各所にLEDを使用します。今までの電球よりも圧倒的に電力消費が低いからです。

 さて、高知県立図書館では、中村修二さんの本はどのような本があるでしょうか?

 

 検索ページで、著者に「中村修二」と入力すると、次のような一覧が表示されます。

 

タイトル 著者 出版社 巻名 出版年
英語のバカヤロー!   古屋 裕子/編  アース・スターエンタ    2012. 
仕事力 紅版  茂木 健一郎/〔ほか  朝日新聞出版    2009. 
独創する日本の起業頭脳   垂井 康夫/編  集英社    2006. 
大好きなことを「仕事」にしよう   中村 修二/著  ワニブックス    2004. 
負けてたまるか!   中村 修二/著  朝日新聞社    2004. 
真相・中村裁判   中村 修二/著  日経BP社    2002. 
好きなことだけやればいい   中村 修二/著  バジリコ    2002. 
赤の発見青の発見   西沢 潤一/著  白日社    2001. 
チポリの国の物語   まつだ のりよし/作  国土社    1987. 

 


 あれ、いくつか著者が「中村修二」になっていない本があります。どうしてなのでしょうか? 

 最初に出ている『英語のバカヤロー!』という本の詳細を表示してみると、次のようになっています。


【資料詳細】
書名 英語のバカヤロー!
副書名 「英語の壁」に挑んだ12人の日本人
著者名 古屋 裕子/編
出版者 アース・スターエンターテイメント
出版年 2012.5
ページ数 223p
大きさ 15cm
内容紹介 「英語なんてばかやろうと思った」「国際学会が近づくと必ず悪夢を見る」 養老孟司、酒井啓子など、20歳を過ぎて、英語圏に1年以上滞在した経験のある研究者12人が、英語の壁とどのように闘ったかを語る。
一般注記 初版:泰文堂 2009年刊
一般件名 英語
ISBN 4-8030-0351-2
定価 ¥571
予約数 0

【内容一覧】
もうね、英語なんてばかやろうと思うんです   養老孟司/述
   
 
英語の壁は毎日感じる。でも、「向かってい   竹中平蔵/述
   
 
私は今でも、アメリカ人同士の会話には加わ   中村修二/述
   
 
私は英語圏で勝負するのを断念した   上野千鶴子/述
   
 
ジャパニーズ・イングリッシュでも品格が大   坂東眞理子/述
   
 
アメリカで私は「Silent Stude   浅野史郎/述
   
 
カタコトでも、なまっていても、自分なりの   明石康/述
   
 
英語の壁は、日本と西洋の「思想の壁」に通   本川達雄/述
   
 
国際学会が近づくと、必ず悪夢を見るんです   酒井啓子/述
   
 
英語が下手でも、すばらしい研究はみんな固   松沢哲郎/述
   
 
管制塔の指示に対する反射神経は、ネイティ   古川聡/著
   
 
「オレは日の丸英語だぞ」という流儀を貫い   福島孝徳/述
   
 

 

 この本を構成する内容の一部を中村修二さんが書いていた(述べていた)のですね。ちなみに、内容の文章のタイトルが尻切れトンボになっているのは、現行情報システム・パッケージの制約で、長いタイトルが全部表示できないためです。申し訳ありません。