9月第3月曜日は敬老の日です。
読書は、脳の能動的な活動です。読書は、考えたり想像したりしないとできません。読書することによって、自然に脳はトレーニングされています。
また、興味深い本は、感情に働きかけます。読書は、感情の老化も防いでくれます。
物覚えが悪くなったというようなことよりも、考えられなくなったり、感情が薄らいだり、逆に不安定になったということの方が老化の負の側面でしょう。
読書の結果は、読んだ分だけ貯蓄されます。記憶が多くなるということではなく、たくさん考え、思考が深くなったということです。これは、むしろ、年を重ねれば、重ねるほど、読んだ本が多くなるので、若い人にはまねができません。老化というより老成ということでしょう。
老いて、ますます盛んに読書しませんか?
高知県立図書館3階ジョブ・コーナーの中で、敬老の日読書のすすめの小さな展示をしております。
敬老の日読書のすすめのブックリストはこちらです。読書推進運動協議会によるものです。