データベース"bookplus"を使いませんか

 高知県立図書館と高知市民図書館は、蔵書目録はデータベースとして統合しています。このデータベースは誰でもインターネットで使えます。

 高知県立図書館と高知市民図書館との統合蔵書目録は次のリンクからご覧ください。

 

https://opac.library.kochi.jp/winj/opac/top.do

 

 この目録は、高知県立図書館又は高知市民図書館で所蔵している図書・雑誌等の目録になりますが、世の中ではもっともっとたくさんの図書が出版されています。そういう図書の情報を見てみたくありませんか?

 

 こんな時には、bookplus!

 高知県立図書館に来て、このデータベースを使えば、次の内容をご覧になれます。(本文が見られるわけではありません。)

 

(以下、bookplusの案内ページより引用)

www.nichigai.co.jp

 

  1. 1926年(昭和元年)より現在までに出版された本の情報、約485万件を収録(2017.6現在)。
  2. 絶版本・非流通本なども多数収録しています。
  3. 1986年以降の本には、要旨・目次情報、小説のあらすじを収録しています。
  4. 2000年以降の本には、表紙書影を掲載しています。
  5. 2001年以降の本には、著者紹介情報を掲載しています。
  6. “最近2週間の新着情報”(毎日更新)も掲載しています。表紙のカラー画像付き。

(引用終わり)

 

 小説のあらすじについては、ミステリなどは、いわゆる「ネタバレ」(誰が犯人か、どういうトリックかわかってしまうことなど)にはなっていません。

 

 「書影」とは聞きなれない言葉ですが、ここ10年くらいで、出版関係や図書館関係で広く使われるようになってきた言葉で、本の表紙の写真(かなり小さいものも含む)のことです。本の表紙も装幀(そうてい)家(本のデザインをする人)の著作権がありますので、簡単にその写真を使っていいことにはなりません。

 

 ところで、このデータベースの紹介でも、一般の方にわかりやすいようにとのことで、「図書内容情報」と書かれていますが、本文(本当の意味での「内容」)は見られません。正確に言うと「書誌情報」とその周辺情報です。「書誌」とは、特定の本を識別するための情報のことを言います。例えば、書名(タイトル)、著者名、出版者、出版年等のことです。

 

 このbookplusのいいところは、こういう「書誌情報」に加えて、「目次」が載っていることです。図書館の目録では、基本的には目次まで情報は入っていません。目次のレベルまで分け入らないとわからない情報がこのデータベースで得られるということです。

 

 通常、「目次」のことまで「書誌情報」と言わないため、「内容情報」という表現になっています。

(※「書誌情報」に含める場合もありますが、必ずしも間違いではありません。)

 

 お使いになりたい方は、高知県立図書館2階カウンターでお申込みください。お一人30分まで(次に使う方がいなければ延長可)で、印刷は1枚白黒10円、カラー30円です。