なぜ高知県立図書館は全部英語のデータベースを提供するのか?

 高知県立図書館では、全文英語のResearch monitorというデータベースが利用できます。

 なぜ、日本の図書館なのに、英語のデータベースなのか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

 今年平成29年は明治100年、来年平成30年は、明治「100周年」。明治という時代は、海禁政策を全面的に廃止し、政治体制も一新した時代です。日本の日本、東アジアの一部の日本から世界の日本になったということではないでしょうか。

 

 今、ゆずを中東で売る方もいらっしゃいます。文旦やしょうがやトマトはどうなんでしょうか。高知の産品を売る先は日本国内に限りません。

 世界市場の情報も皆様に役立てていただきたいと思い、このResearch monitorというデータベースを導入しました。残念ながら日本語はありません。全文英語です。このデータベースは世界市場の動向を簡単なレポートの形でまとめたものが多数収録されています。

 

 坂本龍馬も英語を勉強しました。皆さんもチャレンジしてみませんか?

 図書館には英語の学習書もたくさんあります。分類番号の頭が83で始まる本は英語学の本です。本文そのものが英語の本も所蔵しています。

 

 Research monitor を提供している会社のページは次のページです。(英文です)

Research Monitor - Euromonitor International