高知県立図書館1階、子ども読書室の前で、宮沢賢治の本を展示・貸出ししています。県立図書館のおとなりの県立文学館では、今、ちょうど、宮沢賢治の展示を行っています。
この写真の右端の「雪わたり」という作品は、いかにも雪国らしい作品です。宮沢賢治の作品には、リズミカルな表現が多いのですが、この本でも、「キックキックトントン」と雪の原をわたっていく様があらわされています。
宮沢賢治は文学者として多くの方がご存じかと思いますが、賢治が同時に農学者であったことはご存じですか? そのため、宮沢賢治の作品には、たくさん科学的な要素がふくまれています。
理科が好きなお子さんにも、ぜひおすすめしたい作家です。