2015年7月の物流サービス統計

 高知県立図書館では、県内市町村立図書館に対して、蔵書の協力貸出しを行っています。これは、各市町村立図書館の窓口で、利用者が求める本がなかった場合、県立図書館の蔵書を各市町村立図書館に貸出すものです。

 また、蔵書が十分でない県内市町村立図書館に対して、まとめて長期間、県立図書館蔵書を貸出すサービスも行っています。

 今年(平成27年)6月から、高知市民図書館と高知県立図書館とで、図書館情報システムの統合を行いました。県立図書館の協力貸出しと高知市民図書館から県内他市町村立図書館等への貸出しの合計は、6月が2899冊、7月が2191冊です。県内市町村立図書館から県立図書館に返却された本の冊数や県立図書館が市町村間の相互貸借を仲介した分なども含めた実際に動いている本の冊数の総合計は、6月が6733冊、7月が7009冊でした。

 なお、高知県立図書館蔵書を高知市民図書館本館・分館・分室へ配送した冊数は、6月が1789冊、7月が2309冊でした。逆に、高知市民図書館から県立図書館に取り寄せた資料は、6月が865冊、7月が1292冊でした。高知県立図書館に返却された高知市民図書館蔵書を高知市民図書館に返送したり、高知市民図書館に返却された高知県立図書館蔵書を高知県立図書館に返送したりする分も含めた総合計では、6月の配送合計が6307冊、7月の総合計が11800冊です。

 県立図書館と高知市を除く県内市町村立図書館等とのやり取りと、情報システムを統合した高知県立図書館と高知市民図書館本館・分館・分室との間でのやり取りとの総合計は、6月が13040冊、7月が18809冊となります。

 

 図書館では一カ月にこれだけ大量の本を動かしていますが、これらはすべて職員や業者のマンパワーによっています。