高知県立図書館と高知市民図書館と情報システムを統合してどうなったか

 2015年6月16日から、県立図書館の本を市民図書館にも取り寄せられるように、また、その逆もできるようになりました。

 その数が実際にどのくらいあったでしょうか?

予約による高知県立図書館蔵書・高知市民図書館蔵書の配送数(冊又は点)  
  県立図書館蔵書を市民図書館へ 市民図書館蔵書を県立図書館へ 差し引き
6月16日(火) 75 77 -2
6月17日(水) 99 52 47
6月18日(木) 123 94 29
6月19日(金) 126 92 34
6月23日(火) 311 102 209
6月24日(水) 89 104 -15
6月25日(木) 88 61 27
6月26日(金) 85 59 26
6月27日(土) 63 67 -4
6月30日(火) 198 80 118
合計 1257 788 469
一日平均 125.7 78.8 46.9

 

 一日平均では、高知県立図書館蔵書が高知市民図書館各館に125.7冊出ており、市民図書館蔵書を県立図書館に取り寄せる資料より46.9冊より多くなっています。したがって、貸出の数は市民図書館の方が多くなります(送った先で貸出するので)。

 

 この他にも、県立図書館蔵書は、高知市以外の県内市町村への貸出しも行っています。また、市民図書館の本が県立図書館に返された場合、また、その逆の場合に、元の図書館に戻す配送も行っています。

 

 配送量が増えると、人手や予算がかかりますので、できれば、返すときは、もともとの図書館に返していただけると助かります。もちろん、分館・分室の方が近い方はそちらの方にお返しいただいてかまいません。

 

 県立図書館が、毎日、県立・高知市立・県内市町村立各図書館の予約のため、本棚から拾っている本の数の平均は128冊でした。6月全体の合計では3192冊でした。ただし、6月前半は高知市民図書館が開館していませんでしたので、7月以降は、もっと増えると思われます。

 

 また、県と高知市の間のいろいろな配送(県立図書館蔵書を市民図書館に返したものを元の図書館に配送するものなどを含む)は、6月全体合計6302冊、一日平均では350冊でした。これも、今後、増えると考えられます。

 

 なお、高知市以外の県内市町村立図書館とのやり取りも含めた6月全体の配送冊数は6733冊(点)です。