図書館情報システム障害の原因と対応について

 今回の図書館情報システム障害の原因について、ご報告します。

 

 データベース管理システムの処理単位である「トランザクション」にXIDと呼ばれる同定番号が振られますが、これには上限値があります。

 この上限値はほぼ20億ですが、この値に近づいたため、データベースに接続できなくなりました。

 通常、図書館の情報システムは5年ごとに更新されますが、高知市民図書館本館との合築のための情報システム統合のため、5年ごとの更新は見送っています(現在の情報システムは平成20年度導入)。想定していたより多くの処理があったため障害が発生しました。

 

 今後、毎月の定期保守において、このXIDの値を必ず確認することとします。