高知県立図書館朝読会(水曜会)第5回

 県立図書館職員有志の読書会です。世界史の本を読んでいっています。『シュメル』(小林登志子著 中公新書)第5回です。

 「第4章 シュメル版合戦絵巻」について話し合いました。そもそも戦争というのはいつぐらいから始まったのかという話から始まりました。争うネタがなければ争いはない。だから、日本で言えば縄文時代は戦争はなかったと思われていたが、どうも最近ではそうでもなかったらしいという証拠も出てきている。古代オリエントではどこらへんから、どういう理由で始まったのだろうか、という話になりましたが、これは他の本も参照しないとわかりません。

 殉死について、この本では、従容と死に赴いたのではないかと書かれていますが、本当のところはどうなのだろうという疑問も出されました。