高知県立図書館朝読会(水曜会)第4回

 高知県立図書館職員有志の水曜朝の読書会は、名前を水曜会とすることにしました。さて、12月4日、水曜会第4回目。『シュメル』(中公新書)第3章 元祖「はんこ社会」の話をしました。

 文書の改竄防止に、印をするということは、日本でも行われたことであり、洋の東西を問わずあったことなのだと感想を述べ合いました。

 また、粘土板の文書を、これまた、粘土の封筒に入れるというのは、なかなか不思議な感じがするという感想もありました。

 もうひとつ、シュメルの印章も印綬と同じような意味合い(ある種の権力・権限を表す)があるというのも、洋の東西を問わず共通だという感想もありました。