高知県立図書館朝読会第2回

 小林登志子著『シュメル』(中公新書)を引き続き読みました。15分間だけの会なので、今回は第1章だけ。生きている間に現代文明まで到達できるでしょうか… 第1章「文字はシュメルに始まる」。図書館とも非常に関連の深い話です。文字がなければ図書館もありません。

 神話では、王様の使者が伝えるべき内容をすべて覚えきれなくなったので、文字が発明されたとありますが、実際は、商業取引などで使われたトークンが発展して文字になったのではないかという説を紹介しています。ただ、これも仮説の段階です。

 

 実は、もともと、文字とお金は関係が深かったようですね。